2021年4月17日(土)、熊日新聞朝刊にあけぼの第2クリニック移転の広告を掲載しました。
あけぼの第2クリニックホームページの内容更新に関しては現在、準備中です。
「鹿本医師会学術講演会」でオンライン講演を行いました
新型コロナウィルス予防接種を開始しました
「腎性貧血治療 UP to date」でライブ配信を行いました
Newあけぼの第2クリニックは新型コロナ感染症対策に配慮しています
① 特別養護老人ホーム「向山つくし庵」と玄関で繋がっているため「向山つくし庵」入所の透析患者さん
の移動がスムーズにできるようになりました。そのため状態悪化時にも医師の診察、検査がスムーズに
できるようになりましたので要介護者の向山つくし庵での療養生活に安全・安心が
一層付加されるようになります。またスタッフの職場改善にも大きく寄与することになります。
② 1階に歯科診療所「すこやか歯科クリニック:院長 山田 崇弘 先生」を併設しているため
慢性疾患患者様の口腔管理、また急性期の口腔疾患の対応が可能になりました。
特に透析患者さんの歯科管理が十分できるため口腔機能を含めた摂食機能を維持できることに
寄与できることが期待されます。
③ Newあけぼの第2クリニックには居宅介護支援事業所「向山」を移転し併設予定です。
ケアプラン作成支援、また介護保険関連の相談を行い地域での生活支援を行います。
透析患者様も介護状態になっても安心して生活できるように支援します。
④ Newあけぼの第2クリニックは腎臓病専門施設としてばかりではなく地域の健康を守る視点からも
外来機能を生かせるものといたしました。
⑤ 新型コロナ感染症対策の視点からは次の点を配慮しました。
Ⅰ.発熱者入口を無発熱者と別経路としました。
Ⅱ.発熱者の新型コロナ検査室を感染者入口に併設しました。
Ⅲ.透析患者様がPCR抗原陽性もしくは強く疑われ、当院待機になった時には2階に隔離透析室を設置
しましたので安全で安心した透析治療を行えるようにしました。
Ⅳ.複数名の新型コロナ感染症の疑いの患者様が発生した時には3階の個室透析室、もしくは
パーテイションでゾーニングした多床透析室で透析治療を継続できるようにしました。
Ⅴ.透析ベッドの間隔は2mと飛沫感染を防ぐ間隔としました。
Ⅵ.室内換気は従来の病院基準の5倍の換気量のある換気扇を設置いたしました。
Ⅶ.新型コロナ感染症は臨床症状より先に肺炎像が出現する例も見られることより、感染症対策の
基本である「広げない」ためには早期発見が重要なことより、CTを設置し早期発見に
努めることにしました。
⑥ 患者管理には非接触性の顔認証体重計の設置、透析システムの運用、透析室での監視カメラの
ゾーニング管理、など安全管理ができるようにいたしました。
以上のように新型コロナ対策の基本である、「持ち込まない」、持ち込まれても「広げない」
職員対策を徹底した「持ち出さない」を基本とした配慮した施設であり、透析施設の「在り方」
に新しい考え方を反映させました。
熊本大学大学院生命科学研究部(薬学系)薬剤学分野 渡邊博志先生の論文がScientific Reportsに受理されました。
急性相タンパク質AGPによるAKI及びAKI to CKD進展抑制効果に関する研究です。
「An acute phase protein a1-acid glycoprotein mitigates AKI and its progression to CKD
through its anti-inflammatory action」
Hiroshi Watanabe1,*,#, Rui Fujimura1,2,*, Yuto Hiramoto1,*, Ryota Murata1, Kento Nishida1,
Jing Bi1,2, Tadashi Imafuku1,2, Hisakazu Komori1, Hitoshi Maeda1, Ayumi Mukunoki3, Toru Takeo3,
Naomi Nakagata3, Motoko Tanaka4, Kazutaka Matsushita4, Masafumi Fukagawa5, Toru Maruyama1